「日々の生活と自分の人生、一致してますか?」
という質問に、何のためらいもなく、
「そらそうやろw」
と答えられるような生き方をしよう。そうやって死んでいこう。
大学入学後、このまま普通に卒業&就職するとつまらない生活まっしぐら。
そう気付いて以来、どうすれば
「まあ悪くはなかったな」と思って死んでいけるのか
時間もお金も費やして真正面から向き合ってきたからこそ、
”人生をちゃんと遊ぶ”ということのおもしろさを共有したい。
そんな話です。
やりたいことがわからな過ぎた
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「やりたいことをやろう」
「ワクワクすることをやろう」
ってどこかで一度は目にしますよね。こういうの実際考えたことありますか。
これなかなかの難問ですよね。僕はまあしっかりこのトラップにはまりましたw
とりあえずその手前から話すとですね、小中高すーごく真面目で従順な感じで育ってきました。
友達付き合いも人並みで、先生から気に入られるタイプですね。
大学生になってからも、朝は学校で予習して、夜も残って復習と課題みたいな生活でした。なかなかの真面目君です。
で、1年生の後半に課題山盛りでくそ忙しい時がありました。
そんでいつものごとく学校に残ってた時にふと思ったんですね。
「このまま行ったら俺の人生やばいんちゃうん」
ほんとにいきなり。
そこそこの成績で大学を卒業し、そこそこの企業に就職して、そこそこの給料で、そこそこに生きていく。
そんな40年を想像したときに、おもんなそうすぎて
「これはやばい」
ってw
もう画が浮かびすぎて。おそらく普通に淡々と仕事するのはできるんですね。
むしろ得意分野というか。ただ、その人生でいいのかっていう。
そんな違和感。
そうなると、与えられた課題だけをあほみたいにやってる場合じゃないと。
ただ、何をしたらいいか全くわからない。
今のサイクルを続けるのは絶対に間違い。それだけはわかるけど、でも何したらいいかはわからない。
もう勉強も手につきませんわね。全然エネルギー乗らない。
「この勉強を続けて俺の人生に何の意味があるん」
「俺はどこに向かってるん」
「そもそも俺の人生ってどうなりたいん」
ってな感じで。
それでヒントを求めて、今まで胡散臭さしかなかった自己啓発系の本を大量に読み始めますw
ちょうど1年生の年度末でした。中2日で近所の本屋さんで買いあさりました。
午前中はテスト勉強。午後は本屋&自己啓発本。
地獄のルーティーンです。それでどうなったのか。
・・・・
見事に何も変わらずw
というかね、だいたいどの本も
・やりたいことやれ
・ワクワクすることを見つけろ
・好きなことを仕事にしろ
みたいなことが書いてます。
で、そんなものは当然の如くわからんとw
わかってるんやったら勝手にやってるんでね。
それでどうあがいてもわからんくて、わからん過ぎて死にかけてたわけですね。
ただまあ敗因は今となっては明らかです。
それまで、人に言われたことしかやってきてなかったから。
中学高校大学と上がるにつれて、自分の好奇心を抑え込み、やるべきとされていることだけこなす日々を送っていました。
自分の欲求に基づいた行動を長らくしていない。
そらいきなりやりたいこととか言われてもわかるわけないですw
それと向き合ってきてないから。気づこうともしてなかったから。
とはいえこのままいくとおもんない人生確定してるので、必死でどうにか考えます。
その結果、今まで一瞬でもやりたいと思ったことをやることにしました。片っ端から。
中学生のころ興味があったギターに挑戦することになります。
音痴、ギターを買う
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そもそも、どうしてそれまでギターを始めるに至らなかったのか。
これは私がなかなかの音痴であることに起因してるわけありますw
小3の休み時間。普段のように雑談してました。
話の流れで一瞬ワンフレーズ口ずさむ瞬間がありました。
夏祭りって歌の最初のとこです。「きーみーがーいたなーつーはー」のあれです。
その時に、仲良かった女子に
「音痴やなw」
って言われまして。
当時はそんな言葉すらも知らなかったので、えぐい衝撃。
それ以来合唱では一切うたわず、カラオケに行ったのは文化祭の打ち上げという逃げ切り不可能イベントの2回のみ、という人生を歩んできましたw
でも音楽は大好きでした。ライブ映像見て「ギターとかドラムとかかっこええ」って思ってました。
ただ、やりたいなあと思うたびにどこからともなく
「でも音痴やん」
「絶対音楽の才能ないやん」
「楽器向いてないやろ」
って聞こえて。
理屈っぽくて頭でっかちな自分の声に抑え込まれていました。
”自分は楽器を演奏する資格のない人間だ”と思い込んでました。
今思えばどんだけ自意識過剰やねんて話です。というか主人公感の低さがはなはだしいですな。
貧弱・軟弱・虚弱・脆弱。
でも、本気でそれぐらい思ってました。
しかしですね、逆にこのタイミングがチャンスではないかと。
現状を変えるためにはまずはここに切り込んでいくんだと。それで意を決して楽器屋に向かいました。
が、楽器屋すら入ってはいけないと思いこんでいたので、スムーズに入店はできずw
店の前を3往復して横の本屋を縦横無尽に歩き回り、トイレで無駄に手を洗いまくってようやく突入します。
で、なんやかんやあってギターを購入します。
ほんで実際やってみるともちろんですけど、プロになるわけではないので音楽の才能なんかいらないですね。
毎日触ってるだけで勝手に弾けるようになるし、ただただ楽しいだけw
もっと早く始めとけばいいだけの話でした。
ブログやってる意味が分からなくて気絶
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で、その流れで調子に乗って株とかプログラミングとかやってみました。
あとはブログ。
やりたいことがないならお金稼ぎをしてみれば?っていう記事を見ました。
大学生ができるお金稼ぎということでブログをはじめてみました。
10日間毎日更新しました。
10日目に「全然おもんないやん」てなりましたw
厳密には
「これ俺がやる意味ないやん」
て思いました。
当時はまだ自己啓発本をしこたま読んでたので、それを適当にまとめたような記事を書いておりました。
そうするとどっからどう考えても正真正銘、全国200万人が一回は見たことあるような文章が出来上がるわけですね。
そうなると、全然楽しくない。
元々はお小遣い稼げるらしいということで始めただけ。一瞬で何がおもろいねんってなってしまいました。
今回の敗因は、自分の人生の方向と今その瞬間にやってることの分離なんですね。ベクトルの向きがそろってない。
ブログという活動を、自分の人生という文脈から再定義できていないわけです。お金稼ぎの手段という、すごい浅瀬でしか捉えられていない。
だから当然エネルギーも湧かない。
当時はそんなこともわかっていなかったので、これまた困りました。
で、「何か考え方が違うんかな~」とまたもや調べ倒しました。
そこで「人生の軸」という概念を知りました。
人生全体を統合してみました
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「これはやばいw」
見た瞬間、そう思いました。
それまで見てきた
「やりたいことリストを書こう」
「夢リストを作ろう」
みたいなものに対する違和感の正体が判明しました。
なぜやりたいことが見つからなかったのか。
人生の方向がわからなかったのか。
一撃でした。統合という視点が欠けていました。
これまで取り組んできたこと、エネルギーを費やしてきたこと。
過去・現在・未来すべてを1つにまとめたときに、自分の人生というものが見えてきたのでした。
僕の人生の充実度は友達と遊ぶ時間、人と関わる時間の多寡に大きく左右されていました。
思い返してみれば、小学生のころは毎日公園で野球をしていました。
中学から塾に通い進学校に進むにつれて、休みの日にどこかに出かけることはなくなっていきました。
さらには、
いくらお金持ってようが成功者だと言われようが、日々のおもろいこと・楽しいことを共有できる人が周りにいなかったら、何の意味もないやん
って気づきました。
つまり一番大事なのは、
自分の活動や体験から湧き上がる喜びを共有できる人が周りにどれだけいるか
ということでした。
であれば死ぬまで付き合っていけるぐらい、今自分の周りにいてくれる人との関係を大事にしていけばいい。
真っ先にやるべきは、とにかくその人たちと過ごす時間を増やすことでした。
つまりもっと遊ぶことです。
ただの雑談で己の雑魚さを痛感させらるる
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ところがここでまた大事件。
久しぶりに地元の友達と遊んでみたものの、話が全然かみ合わないのです。
何を言ってるのか1ミリもわからないタイミングがなんと13回ぐらいw
「これみんな何の話してんの」
「なんか映画の話っぽいけど全然知らんわ」
「またわからん話や」
確か、梅田のタピオカ店がなんとか~って話だった気がします。
見事にわかりませぬw
しまいには、
友達「高本これわかる?」
僕「いや全然」
友達「・・・・」
めちゃくちゃ気を使われ始めますw
でもこうなるのは当然と言えば当然で。
だって大学では勉強の話しかしてきてないから。授業と課題と噂話で事足りるわけです。
「あー大学の閉じたコミュニティでちょっと勉強出来てようがなんも意味ないやんけw」
って思いました。
結局違う言語のコミュニティに行った時にまともに話できない。これはあかん。
別に流行りに詳しいとか疎いとか、コミュ力がどうとかそんな話ではなくて。
これまでなんと狭い世界で生きていたことか。そこに気づかされてしまったわけです。
このままいくとシンプルに人間としてつまらないやつ一直線だとw
「自分の外側にあるものにもっと触れていかねば」
そんなわけで、非常に保守的だったわたくしが
・新しいものに触れること
・変化していくこと
・柔軟であること
・今いる枠の外に出ようすること
を重要視するようになってまいりました。
かの有名な中国の思想家、老子さんもこんなことを言ってます。
「上善は水の如し」
最も理想的なのは、水のように柔軟でしなやかな生き方である。
1年半遊びを最優先した結果
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そこで改めて遊びの大事さに気づかされるわけですね。
遊ぶということは、自分以外の人と同じ時間・空間を共有するということです。
自分一人では、
- 行かなかったであろう場所
- 食べなかったであろうもの
- やらなかったであろうこと
- 出会わなかったであろう人
を経験するのが日常です。
いわば強制的に自分の世界が広がっていく。なんていいイベントなのでしょうw
それでとにかく遊びが最優先だと。学校とか勉強とか一旦どうでもいい。
遊びの時間を他の全てに優先すると決めました。優先順位ランキング第一位です。
忙しくても大変でも、すべての誘いに即答で乗っていくことになりました。
ちょっとしたイベント、集まり、飲み会から勉強会まで。とりあえずなんでも全乗っかりで参加していきました。結局1年半ぐらい。
その中で新たに興味を持つことも出てきます。そこで自分の感覚に素直に従い、そっちにまた飛び込んでいく。
そうやってどんどんおもろいほうに流れていく、身を任せていく。
「こわい」
「できない」
「むずい」
「わからない」
「やったことない」
そんなことを言ってるから、代り映えのない退屈な暮らしになっていくのだと。
そうやって意識してると、目の前におもろそうな機会がいっぱい転がってきます。
で、それにちゃんと反応できるようになってきます。
服好きな友達と古着を売ってみたり。旅人の友達の情報発信を手伝ってみたり。
ちょっとした雑談から始まっていきました。
そんなことをしていると、
・自分の内側から湧いてくる欲求や感覚と日々の行動が一致している人
・自分の人生で進んでいきたい方向と目の前の活動が一致している人
こういう人たちはすごく魅力的なんだと気付いてきました。
そんな人の力になれたり、そんな人と一緒に過ごす時間はなかなかに充実感があるもんです。
ちゃんと遊ぶということ
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ここまで読んでいただいてお分かりの通り、僕自身現状のルートのやばさに気づいて以来いろいろやってきました。
それこそ時間もお金も頭も費やして、共感されづらいモヤモヤと格闘してまいりましたw
で、結局はこれなんじゃないかと思うことがあります。
豊かな好奇心と遊び心でおもろそうなことに出会い、圧倒的な主人公感でそこに躊躇なく飛び込んでいく。
こうやって感覚に素直に動けることが、盛大な人生に通ずるんでないかと。
日々の活動を通しておもろいことに出会いそこに飛び込む。
その先で新たなイベントが発生して、素敵な人に出会い、またそっちに向かっていく。
だから予定調和じゃないし、想定外連発で思いもよらないことが巻き起こっていくし。
じゃあどうしたらいいのかと。まずはここからではないかと。
・好奇心と遊び心を育み、おもろいことに気づけるセンサーを磨く。
・理屈でブレーキをかけず、そこに飛び込んでいける主人公感を高める。
・そんな自分を起点に循環を起こしていける力をつける。
これがあるから、”ちゃんと”遊べるわけですね。
そうなれば、
自分の感覚に、欲求に、魂に素直に動くことで、周りの人までもが明るく元気になっていく。その結果日本中が、世界中がもっともっとええ感じになっていくやん
と、そう思うわけです。
そしてそんな人が集まれば、絶対おもろいに決まってると。
そんなわけで、LINEコミュニティ始動しました。
みんなで学んで、成長して、人生をちゃんと遊べる力をつけていけるような、そんな場を一緒に作っていきたいと思ってます。
まずは
「人生の方向を定め、自分の物語を歩き始める」
をテーマに配信していきます。
その上で、道中としての今日一日をいかに生活していくか、
その中での出会いや学び、経験をいかに次に続く人へのエネルギーへと変換していくか。
この辺りについても、もちろん考えていきます。
今やりたいことが分からなくてもいい。
大迷走かましてても問題ない。
何にもエネルギー乗らないならむしろラッキー。
「思考停止で周りと同じように生きててもしょうがない。なんかもっとこうフルパワーで持てる力全部使い果たして、自分の人生も周りも世界全体も面白いものにして死んでゆきたい。」
そんな人生の主人公としての覚悟に溢るるあなたが参加してくれるなら、
こんなくそ長い文章をずっと読んでくれたあなたが参加してくれるなら、
僕は大歓迎です。
物語はいつも逸脱から始まります。
今日があなたにとってのそんな日になることを祈っています。
一緒にバチくそおもろい人生を追求し体現していきましょう。
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