こんにちは、高本です。
今日は、「音楽の仕組みが分かって自分の実力を評価できるようになると音痴が気にならなくなった」という話をぬるっと。
「アウトライナー」というエディターツールがあるんですか、それに非常に詳しい人が、
「アウトライナーに関してはどんな話でもできる」ということを言ってました。
それは何でも知っているからということではなく、「何を知っていて何を知らないかを知っているから」だと。
つまり、知っている話ならいくらでもできるし、知らないなら知らないと言える。
自信を持って言えるということです。
間を評価できる知識がないと「出来る」「出来ない」の2択しかなくなる
これを聞いて思い浮かんだのが「音痴」の話。
僕は小学生の頃、たまたまちょっと『夏祭り』という曲のイントロを口ずさんだ時に、
「音痴やな笑」って言われたのが非常にコンプレックスだったんですが、
というより本気で自分の学校どころか、市内でも県内でもダントツで歌が下手だと思いこみ、
そしてそれがばれるのが恥ずかしいということで、人前で歌を歌うことがほぼなかったんですね。
で、それが完治したのか分かりませんがかなりマシになっていて、
別に普通に歌うぐらいは上手いかどうかは置いておいてまあ大丈夫かな、ぐらいになっておりまして。
そのきっかけはギターを始めたことなんですね。
それはギターを始めたから音感がよくなったということではなく、
自分がどれぐらい下手か、ということが自分で分かったからなのです。
もちろんリズムのとり方が分かったり、音程のずれがなくなっていったのもあるとは思います。
でも一番大きかったのは、自分の実力がある程度客観的に分かったってことなんですね。
つまり「何が問題で、どこがどれぐらい平均とか通常から離れているのか」分かるようになったわけです。
例えばリズムのとり方で言えば、ギターを始めて最初に8ビートストロークと16ビートストロークを練習したんですが、
このときにはじめて音楽がどういうリズムで成り立っているのか知りました。
「タン、タン、タン、タン」という一小節の間に16回ジャカジャカならせば16ビートということですね。
あと、「キー」という概念もよくわかってませんでした。
「1オクターブにドレミファソラシド+黒鍵の分で12個の音があって~」ということをギターやる中で知っていったわけですね。
そうなると、音楽を聴きながら軽く口ずさんでみて違和感があったときに、それは単純に音程が外れているのか、そもそもキーがよくわかっていないのかを分かるということです。
そして逆に言えば、「リズムでも音程でもここまでは出来ていて、ここが違う」ということを自分で把握していけるわけですね。
自分の「出来ていないのレベル」が分かるということです。
逆に言えば、当時なぜ極度に自信がなかったのかというと、「自分の実力を測る指標についての知識」がゼロだったからです。
だから上手いか下手か、という2択しかないんですね。
間がないわけです。間を評価する基準を持ち合わせいません。
そして「not 上手い」となれば、それは「下手」一択で、しかもその程度が分かるような音楽の素養がないので、即座に最下位となってしまうわけですねw
でも音楽の仕組みが分かるようになれば、上手くないにしても、「でもここまではできている」という認識になります。
まあ、出来ている出来ていないという見方は変ですけど、
一旦置いといてとにかく元の曲と同じように歌うということに限れば、「自分が現状どのラインに位置しているのか」分かってくるんですね。
例えば学校の勉強でははっきりとした数字として点数が出る上に、数十問に解答して○×で返ってくるわけだから、
「どの単元ができているか、もしくはその単元の中でも基本から応用までのどこまで理解しているか」分かりますよね。
結局のところ、自信が持てないことの原因として、自分の立ち位置が分からないということは大いにあるわけです。
逆に言えば、何をどこまでできるのか、何は出来ないのか知っていれば、それだけで何とでもなることがあるのです。
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