こんにちは、高本です。
今回は、今すでにあるものを使うだけで割といけるという話です。
なんとなく現状に満足できてない部分があったりすると、もっとあんなことしてこんなことして、こういう風にしないとそこにたどり着けないと思ってしまったりするものですが、
今持ってないものを新たに手に入れることに必死にならなくても、すでにあるもので何とかできないかと考えてすぐにやってみると楽しいです。
すでにあるものに気づくというジブリ的価値観
昔どこかでハリウッドとジブリの違いについて、
「ハリウッドは特殊能力を新たに手に入れる物語であるのに対して、ジブリは昔もってたものを取り戻すニュアンスが強い」
と書いてるのを見ました。
僕はジブリをほぼ見たことないので実際どうなのか分かりませんがw、でも多分そういう雰囲気があるから、日本人に受け入れられてるんじゃないかと思います。
スパイダーマンとかマーベルとか、外部に力を求めるのは西洋的で、
日本っぽさというのは、「本来みんな持っているはずなのに忘れてしまっているものを思い出していく」とか、そういう感じですよね。
よくブリコラージュの話をしてる気がしますが、これがまさにそういう感覚で、「目的のために外から集めてくるのではなくて、今あるものをどう料理していくか」という発想です。
で、ずっと外ばっかり見てるとしんどくなってきます。
それは今あるものを大事に出来てないってことで、
自分の能力とか、これまでやってきたこととか、すでに積みあがっているものとか、周りの人も含めて、
そういったものを丁寧に扱えてないってことです。
これは、「水が半分入ったコップを半分しか入ってないと思うのか、半分も入ってると思うのか」みたいな聞き飽きた精神論的なことではなくw、
今持ってるもので何とかしようとする方が楽なのでシンプルに楽しいです。
目的のために新たに取り組むことももちろん大事ではありますが、それはそれとして、その前に「じゃあ今あるものをフル活用できているのか」と、考えたいわけです。
僕は完璧にできているというわけでもなく、みんなそうしていったほうがおもろいやんという話です。
というか、これって創作です。
さっき料理に例えて言いましたが、料理も創作なので、結局創作です。
今ある素材や道具をどう変形させて組み合わせて目標物を作っていくのか、
または、何かやりたいこと、作りたいもの、欲しいものがあったときに、今日できる分でもういきなり完成品を作ってみるということです。
「もっと力を付けてから」「これを学んでから」とかじゃなくて、もう、今日の自分ができるものを作るんですね。
今日できる形で完成品を作る
ここでポイントなのは、「作る準備をするとかじゃなくて、完成まで持って行く」ということです。
途中でやめると全貌が見えず、あと何をどうすればゴールまで持って行けるのか分からないので、明日やる気がなくなります。
これはギターをやってるときにすごく思うんですが、
例えば、弾きたい曲があって、それを見たり聞いたりしながら同じようにやってみるときに、
初日に最初から最後まで下手くそでいいから一旦やってみるのと、序盤の一か所だけめっちゃ頑張るのでは、次の日のモチベーションが全然違います。
つまり、「どんな動きをすればいいのかは分かっていて、あとはその反復だけでいい」のと、
「毎回どこでどんな風に弾くのか確認しないといけない」のでは、使うカロリーが変わってきます。
これはもっと違う言い方をすれば、ミクロコスモスを完成させる、ということになります。
小さな系、閉じた系を完成させておく。
マトリョーシカで言うなら、一番小さいやつを初日に作っておく。
初日というか、気持ちが高ぶって動きたくなった瞬間にそこまでをやり切っておく。
そうすると、あの形の再現の仕方はわかった上で、あとはサイズをでかくしていけばいいだけになります。
最初に下半分だけ調べながら作って、2日目に次は上半身を調べながらやって、
3日目にまた「あれ、上半身はどうなってたっけ」って思い出しながら、またほぼ初めからやり直しになると、もう確実に続きません。
で、外部に力を求めてしまうというのは、この後者のパターンですよね。
だからやりたいとか欲しいとか思った瞬間に、その「初日の原動力を全部使ってミニ完成版を作っておく」のです。
そうしようと思うと、時間かけて準備とかしてる場合ではなく、今の実力でとりあえず完成を目指すしかありません。
でも、そうやっていきなりアドリブで作っていくのって面白いんですね。
だって、さっき作りたいと思って今もう作り始めてるのだから。
レポートに表紙を付けて並べてみるという遊び
ちょっと前にそんなことを思いまして、前にLINEで配信していたレポートに表紙を作ったんですね。
何となく僕のイメージとしては本屋さんみたいに、レポートが並んでるようにしたいと思ったわけです。
で、それを思ったので、作ってみたのです。
そもそもこれもセレクトショップ的に、オンライン上で自分が好きな本だけを集めた本屋風のページを作ろうと思っていました。
ただ、自分が好きな本をリストアップして、読み直してコメントと共に並べていくのは負荷が大きい感じがしたので、
じゃあ今ある分だけでやってみればいいじゃないか、ということで、
表紙を付けて、本のフリをしてもらって勝手に並べてみようと、思い立ったのです。
で、それを作ってみたのです。
そうするとですね、思い付いて一時間ぐらいでプロトタイプが出来上がりまして、あとは表紙を一つずつ作っていけばどんどん完成度がアップしていくので面白いんですね。
これも、「もっといい感じのレイアウトが思い付いたら」「そんなデザインの力が付いたら」「もっと本の数が溜まったら」とかいろいろ粘りようはあるのですが、
今この瞬間にミクロコスモスを作るだけで、風通し抜群で快適です。
使われていないメモという資源
あとは例えばこのブログで言えば、どんどん新しい記事を書いていくのもいいんですが、
昔からずっと毎日なんやかんやとメモしてきたことがほとんど使われてないままなんですね。
だからわざわざ記事として何か作ろうと思わなくても、それをもっと活用していく方向に考えることもできるわけです。
現にそのまま記事にできそうなのが余りまくっているので、そういう使い道を考えてみても面白いですよね。
あんまり知らないですが、たぶんクリエイティブな時間というやつです。
これをどう使おうかなと。
さらに言えば、さっきからブログとか本とかメモとかめっちゃ狭いところでごちゃごちゃやってきてますが、もっと広げて考えても面白くて、
自分の能力とかできることの中で、あんまりうまいこと活用されてないものを見つけてきて、「それをどう使うと日常がもっと面白くいい感じになっていくか」と想像してもいいですよね。
▶人の特殊能力に気づけるようになれば自分の特殊能力も分かるという話。
そんな感じで今日湧き上がってきた気持ちを、その日のうちにそのままダイレクトに形にしていくという遊びの話でした。
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