「なんか最近あんま面白くない、てかこの数年そんな感じ」
「俺の人生どうなっていくんやろ、お金のこととかも不安やし。」
「なんかもう何をどっからどうしたらいいかわけわからん。」
っていうときに自己啓発本なんかを読んだりすると、
「新しいことに挑戦しよう」
「今すぐ行動しよう」
「変わっていこう」
って大体書いてますよね。
で、ある程度は納得しつつも、
「本当にこれが今の自分がやるべきことなんかな?」
「新しい経験でどうなるんやろ?」
「どう変わるんやろ?」
ってなりがちですよね。
あるあるですw
薄々わかってはいるんだけど、いまいち腹落ちしない。行動まではいかない。
ただ結論から言うと、
新しい経験に挑戦するのは、まじで大正解の行動です。ほんとうに。
続き読まずに、今すぐ新しい何かをやってもらっていいぐらいw
なぜかというと、
新しいことに挑戦せず、
景色が変わらない、
昨日と同じ今日、
今日と同じ明日を迎えるのであれば、
残りの人生が必要なくなってしまうからです。
つまり死んでるのと同じですね。
生をかみしめて充実感を得るには、景色を変えていくことが大事だと。
そしてなんでそこまで断言できるかというと、僕もこの辺のことでむっちゃ悩んでたことがあるからですね。
「あかん最近おもんない、このまま行ったら人生おわる」
「いまこのタイミングで軌道修正しにいかないとマジでやばい」
「でも俺はまず何をやればいいねん、どこをどう変えればいいねん」
って感じでw
でもちょっとしたことからやっていくうちに、徐々にそこから脱出していったというか、そのフェイズを経たというか。
とにかく今回はそんなテーマです。
それでは早速!
新しい経験に挑戦すると景色が変わるメカニズム
新しい経験に挑戦すれば景色が変わります。
だからこそ新しい経験をしようとか言われるわけですが、その仕組みを確認しておきましょう。
キーワードは「循環」です。
これは養老孟子氏の説明が非常に分かりやすくて。
バカの壁っていう本で有名な解剖学者さんですね。
・新しい経験をすれば、新鮮な入力が五感から入ってくる。
・それが脳を通ると、運動という体や心の反応が起こる。
・そうすると五感でキャッチするものも変わる。
・それがまた次の一歩につながる。
こんな流れになってるわけです。
例えば歩いていくと見ているものが変わる。つまり世界が変わる。
赤ちゃんがハイハイするのも同じで、一歩進むごとに世界の見え方が変わる。
正直動画見てもらったほうが分かりやすいですw
これのちょうど前半部分がそんな話です。
どうでしょうか、めちゃくちゃわかりやすいですねw
僕の説明能力のなさが浮き彫りになったわけですが、とりあえずイメージが伝わってくれればそれでいいのです。
つまり、
自分の人生とか現状とかそういう抽象的なことで悩んでるときは、なんでもいいから新しいことをやってみれば、その一回はただの一歩でしかないけどそれで見え方が変わって、それが次の原動力になって、また一歩次の一歩って感じで自分の世界が変わる方向に進んでいける。そっち方面の加速度が大きくなる。
みたいな。一回動いたものは動き続けるっていう、慣性の法則的なやつですよね。
次にやりたいことが出てきて、逆に止まるほうが負荷がかかる。
新しいことやると世界が変わるっていうのは、こういうニュアンスですね。
こんなちょっとしたことで何が変わるのか
とはいえ、こんなちょっとしたことで何が変わるのか。
そんなこともあるでしょうw
僕は完全にそっちタイプでした。
「いやまあわかるけど、新しいことなんか何でもよければ無限にできるわけで、そんな細々したことやってで何が変わるねん」
そう思っておりました。
ただこれはいくつか非常におすすめの考え方がありまして。
僕は非常に気に入ってるんですが、この3つ。
・意味ないことが意味ある
・順番が逆
・偶然性こそがおもしろい
これだけで伝わる方は抜群にセンスがいいと思われますがw、具体的に見ていきましょう。
なんかめっちゃ偉そうになってしまいましたが、悪意はないですw
意味ないことが意味ある
「新しいことに挑戦したほうがいいのかな」
と思うのは、根本には現状に何らかの不満がある。
それを何か動いて改善していきたいということですね。
でも、
- いつもと違う店に行く
- いつもと違う道で帰る
- いつもと違う服装で出かける
とかこんなことで何か意味あるんかなって。
やっぱり一撃で大きく何か変わることをしたいと思ってしまうわけです。
ただそんなかつての僕に言えることとしては、
くそ雑魚の今のお前が意味あると思ってることなんか大したことないで。むしろそんなお前が意味あると思ってることしかやってないから今こうなってるんやで。おとなしく意味なさげに思えることからやっていく方が早いで。
っていうことですねw
今の人間関係や、満足感が大きかった出来事で、普段と違う行動がきっかけになってることなんか、なんか死ぬほどあります。
半年に一回ご飯食べる小学校の同級生に、あえて次の日もっかいlineしてみたら意外と続いて、
その流れで同じ小学校だったメンバー8人ぐらいで集まることになり、そのときいた二人+別の幼馴染でまた出かけることになって、
そこからその幼馴染と週4ぐらいで会うようになり、
彼が古着好きで詳しいということで、古着を仕入れてきてメルカリで売ってみることになったり。
とか、
その幼馴染に連れられて行ったコンビニに、これまた小学校の同級生がいて、
彼はいろんなところを旅してるんですが、その情報発信を手伝うことになり、
頻繁に連絡を取ってるうちに2人で一週間宮古島に行くことになったりとか。
こういうのは本当にいくらでもありますけど、全部ちっちゃなことからですね。
なのでまじで昔の自分に言ってやりたいですね。
意味あることばっか考えてると動かれへんでって。
順番が逆
これも似てますが、日常生活の中でどこか違和感・停滞感があるときは、順番が逆なことが多いです。
- 頭で理解する前に体を動かした方が、結果的に早く頭で理解できる。
- おもろいかどうかはやってから初めてわかる。
みたいなことですね。
僕は物理の研究をしてるので、ぱっと見わけわからん数式と格闘することが日常です。
で、こういうときはそのまんま一回ホワイトボードに書くっていうのが、効果的なんですよね。
写すだけですが、複雑な数式を漠然と見てたところから、一つずつ丁寧に追っていく見方に移行できます。
その中で、
「この部分どっかで見たな」
「もしかしてあれと関係あるかも」
てな感じで、気づきがいっぱい出てくるわけです。
これも、
「いや、ただ写して何になるねんw」
ということもできますが、結果これが一番近道だったりします。
順番が逆というのは、そういう意味です。
これも使いどころは結構あります。
偶然性こそがおもしろい
新しいことに挑戦するというのは、どんなに小さいことだろうが未知に踏み込むことです。
上で見たように、五感への入力が変わるということです。
そうすると必ず何らかの気づきは出てきます。
たとえ「全然おもしろくなかったなあ」だとしてもw
それで十分です。立派な変化ですw
何かが発生するその期待値を上げにいってるわけです。
繰り返しいろんなことに挑戦していれば、偶然のイベントがどこかで発生してきます。
それがおもしろいんですね。
必然性だけの日常はつまらないでしょう。
その偶然を起こしに行く活動だと思えば、動きたくなってきませんか?笑
それでもというなら、先に方向性を明確に
「それでもなんかエネルギーが湧いてこない」
というのなら、あなただけの方向性を明確にしてみるのも手ではあります。
「自分の人生はこっちの方向にいくのが、あるべき姿なんだ」
と分かったうえで、道中を蛇行しながらより楽しいものにする。
そのために新しいことを取り入れていく、というパターンもあります。
その場合はこちらの記事を参考にしてみてください。
新しい経験に挑戦した先にあるもの
ここまで見てきましたが、正直今日一回何かやったからといって、現状が大きく変わるようなイベントは発生しませんw
それはまあそうですよね。
ただ、このしょうもない一回を重ねていくことで得られる非常に大きなものがあるわけですね。
それが柔軟性の獲得ですね。
柔軟性の獲得
これが結局大事でして。
これがあるから決まりきった生活にならずに、流れていけます。
ふと日常にイレギュラーなイベントが発生したときに、そっちに飛び乗っていけます。
普段の挑戦で、
何かに執着することなく、
拘りを減らし、
フットワーク軽く、
何でも受け入れていく
ように訓練しておくわけです。
新しい経験に挑戦していく(実践編)
ここまで頭でこねくり回す系の話をしてきましたが、ここからは実践的な話です。
本来、「新しいことに挑戦する」なんてのは、別に大したことじゃないわけですw
ただ我々としては、そうはいってもそこに何らかの抵抗とか難しさがある。
というわけで実際に行動していくうえでの、手助け的なものを見ていきます。
3つあります。
- 分かりやすい行動指針
- 滑らかに行動していくためのポイント
- 具体的なアクションプラン
分かりやすい行動指針
分かりやすい行動指針としてはこの2つですね。
・迷ったら新しい経験ができる方向へ
・どんな結果になってもネタにできる
迷ったら新しい経験ができる方へ
迷ったら新しい経験ができるほうに行く、と決めておけば安心です。
日常のあらゆる選択の中で、半自動的に新しいことに挑戦していけます。
「何をするか考えるステップを省ける」のは習慣にしていくうえで非常に大事です。
どんな経験でもネタにできる
突然ですが、
僕は今現在、ネットワークビジネスに勧誘されていますw
厳密には勧誘ではなくて、ズームで話を聞いてるだけですけど。
オンラインの読書会をインスタのDMから誘われました。
その時点でめっちゃ怪しかったんですが、どう転んでもそれはそれで誰かに喋れるかと思って参加してみました。
で、それ自体は普通の読書会でした。おすすめの本持ち寄って、読んで感想をシェアする的な。
その後も何回かズームで話したり、軽く対面の遊びの企画もあったりしましてw
そしてある時また普通にzoomで話することになったら、「権利収入が~」とか「金持ち父さん貧乏父さんが~」とかの話になって。
そこからネットワークビジネスの話になっていきました。
ただ直接そんな話聞く機会はなかったので、今も現在進行形で週一ぐらいのペースで、詳し目に話を聞いてるところですw

こういうスライドで説明受けてますw
最初の時点で、なんかおもろいこと起きんかなあ、と思って参加してるのでそういう意味ではいい感じですね。
だから別にどう転んでも結果おもろいってことです。
そういう感覚でいろんなところに突撃していくと楽しいですよw
滑らかに行動していくときのポイント
でもそれでも、
「ちょっとまだ踏ん切りが、、、」
っていう場合もあるかと思うんでね。
楽に行動できてしまう最強のノウハウを伝授しようかと思います。
・いきなり予定に組み込む
・小さく分割する
の2つですね。
いきなり予定に組み込む
なんか今気になることがあるんだったら、それを即座にもう予定に組み込みます。
組み込むというのは、
・チケットを取る
・店を予約する
とかそういう類ですね。
未来を確定させておくというやつ。
「先に決めたらもうやるしかないやん」
というのを狙います。
小さく分割する
いきなりやるのにハードルが高い場合は、小さく分割していきます。因数分解的に。
DIYをやる→道具を買う→アマゾンを眺める。
アマゾンで工具を眺めるだけでも、昨日と違う新しいことをやれているので素晴らしすぎますね。
こんな感じで、今日できる範囲に落とし込んでいきます。
具体的なアクションプラン
「それで結局何をすればいいんだ」
と言われそうなので、具体的なアクションプランを適当に考えました。
それも今すぐできるやつですね。
なので今日やることが思いつかない場合は、この辺から適当にやってみてください。
これをやればいいことが起きます、はい。
【新しい経験の具体例】
・昔の友達に連絡する。
・チェコ行きの飛行機のチケットポチる。
・人生で一回も読んだことないジャンルの本買う。
・楽器屋行って電子ドラム買う。
・歌舞伎のチケットとる。
・Udemyでpythonのデータ分析の動画買う。
・博多行きの新幹線のチケット買う。
・back numberのライブのチケット予約する。
・友達集めて公園でドッチボールする。
・絵具で遊ぶ。
・ZOZOで新たに服一式買い揃える。
・行ったことない店予約する。
・ソロキャンプしに行く山を探す。
この感じのことをもう今やってしまいます。
あとに引けないので、必然的に世界が変わるという最高のやつです。
予定不調和で想定外連発の人生は面白い
予定不調和で想定外連発。
結局こういう方がおもしろいですよね。
それぞれの人に進んでいく方向があって、それはあるんだけど、でもその道中を寄り道しながらふらふらしながら、新しいことに挑戦しつつ、そこでまた次やりたいことが見つかって、また変な方向に進んでいく。そういうことを繰り返しながら、最高の今日の積み重ねで人生を終えていく。
そういうのがよくありませんか。
まずは今日新しいことに挑戦することからですよね。
あのーほんまに今日なんか1個やってみて下さいまじで。ほんまにw
絶対そこが起点になるから。そっから全部が変わっていくから。
だからまず今日1個やる。1歩だけ進む。ちょっとだけ景色を変える。
そういう感じでいきましょう。
今回は以上です。ありがとうございました。
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