自分の人生で言えば強みや優位性を発揮していけたほうがいい。それは自分のユニークな部分に気づいてそこを磨いて育てていく、前面に出していくということ。で、そういう人間はまず面白いですよね。
ファーストコンタクトであーこういう感じの人ねって分類されてしまうとそれはもうその人の中で過去に何度も出会ってきたタイプの人間ということだからそこまで興味を持たないわけです。でも次から次に「ん、どういうこと」「なんでそんなことしてんの」「なにそれ」って出てくるとやっぱりそれは人として面白い。
で、そんな部分をお互いにやり取りすることがまず会話の醍醐味だと思います。その二人だからこその時間や空間を生み出してその中で浸る楽しむ遊ぶというのがやっぱり、あとから面白かったなあってなる会話だと思うわけです。
例えば一番わかりやすい天気の話だとまあ誰でもできるわけです。誰でもできるし誰とでもあんまり変わらない。だから面白くはない。だからそこを入り口としてもいいけどそこはさっさと終わらせてしまって、その2人だからこその会話に持って行けるとおもろいわけです。
じゃあその2人だからこそ、って何かと言うと、それはお互いの人間の核の価値観やエネルギーの源泉に触れるような、あるテーマに対してその深くにあるところからの見方や意見が交換されるようなそんなやり取りということですよね。
例えば天気の話で言えば、天気に何にも興味ない二人が間を埋めるために天気の話をすればおもんないですが、天気が大好きでめちゃめちゃ雲に詳しいとか、毎日のデータを自分で集めて編集してる、みたいな人がいればそれはその人のめっちゃユニークな部分なわけです。
で、そんな人と「なんで天気に興味持ったんですか」「なにがどうおもしろいんですか」って聞くとそれはその人の人格や生き様や価値観のフィルターを通った答えが返ってきます。しかもそれはゴリゴリにエネルギーが乗ってるからこっちも引き込まれるし、面白いし、それでその人自体が面白い人だともって好きになっていくわけですよね。
で、そういう時はこっちも好きなことを聞かれるわけなので、同じようになんで好きで何がそんなに面白いのかって答えていくとその空間の熱量が高まっていくわけです。で、そうするとエネルギーの重みで空間がゆがんで、へこむわけです。
で、そのアリ地獄みたいになるわけなので、その周囲にいる人も集まってきます。これは重力場の考え方ですよね。重いものでへこみができてだから周りがそこに向かう坂道になってほかの物質がひきつけられる。盛り上がってるところに人が集まってくるというのは同じ話です。まあこれは今回話したかったことではないんですが。
で、話を戻すとじゃあどうやってそんな話をしていくかっていうことになるわけですよね。これは自分がそれだけの熱量をもって人に伝えるというこっちの話と、もう一つは相手からそんな部分を引き出すという2つがあるわけです。
今回はその前半の話をしたいんですが、例えば後者で言えば、その人の面白い部分を引き出すこともこっちがやるって思っていれば、目の前の会話を楽しみつつもっとおもろい方向に持って行くにはどうしようかなって考えることもできて、もっと楽しめるわけです。
どんな言葉を選択して投げかければ、向こうが目を輝かせていろんな話を聞かせてくれるのか、そういう発想があれば普段一人でいるときでもずっと考えてられるし、実際の会話でも「あ、今スイッチ入ったな」とか「あれ、ここ数分どんどん盛り上がってきてる、これどの話がきっかけだろう」とか感じるようになるのも楽しいし、家帰ってからでも後日でも「あーあの話がトリガーになってたんか」とか思い返しても楽しいし、じゃあそれを次他の人で試してみようとか思うのも楽しい。
例えばその一つとしては「なんでですか?」っていうのは結構トリガーになりやすいですよね。なんでそれやってるんですか、なんで始めようと思ったんですか、なんで好きなんですか、何がそんなに面白いんですか、みたいな感じ。
あとは抽象的には「なぜあなたは今この場にいるのか」というのを聞く。それはもうちょい具体的にすれば、なぜこの会社を選んだのか、なぜその大学を選んだのか、なぜその研究室を選んだのか、こういうのは割と大きな決断になりやすいので、その人の価値観が反映されてることが大きいわけですね。
もし「いや適当かな」って答えたとしても、それは一般的には大きな選択とされるところで、なんとなくで選ぶ人っていうことになるわけで、それはその人のユニークな部分なわけですよね。
じゃあなんでそんな選択をするようになったのかとか、そこにもうひとつまた別の哲学があるはずで、そういうところをお互いに掘っていくのが会話の面白さだと思います。で、逆にじゃあ自分のはどうかというと、今のもそうですけど、自分のストーリーとか歴史をよくわかっていれば、自分なりに一つの軸とか解釈でもって整理されていれば、そこで自分はこういう経緯で今こうしてます、という話ができますよね。
それは別に自分からなんでもかんでも話してアピールするということではなくてw、じゃああなたはどうですか、って聞かれた時に話しできるように整理して持っておくわけです。今日使う使わないに限らず。この会話の部分で言えば、そういうことが自然と整理されるから人生の軸というのを考えておくといいわけです。
で、ワークとしては別で記事があるのでそれを見てもらうといいんですが、これは結局自分側から見れば人生の方向性とか自分の価値観を統合していく作業なんですが、相手側から見ればそれは自分のユニークな部分ということになります。
そんなストーリーで、そんな風に世界を見て、そんなことを思って、そんな方向に進んでいくんだ、っていうのはその人だけの道なので普通に面白いわけですよね。これは自分の特殊能力に気づいていく、ということでもあって、それは別にワークをしなくても普段の生活の中で、そのアンテナを立ててさえいればいくらでも気づけます。
普通は自分の個性は人との比較で気づける、だからいろんな人とコミュニケーションとったり別の環境に行けば、自分で当たり前と思っていたり、前の環境ではもっとすごい人がいっぱいいると思ってた部分がそこでは余裕で一番すごい人になることもあるわけです。
で、そうやって自分の特殊能力とかユニークな部分に気づいていくという話はよくあるんですが、人の特殊能力に気づけるように意識する、というやり方もあって。自分の好きなこと、特殊能力、ユニークな部分、他の人と違う部分、とかって言葉で見てそこから考えようと思うと、確実にそんなものはないって思ってしまいます。
もしくはちょっとこれかなって思ってもいやもっとすごい人いっぱいいるし、この程度では、、、、とも思ってしまうわけです。でも誰かと遊ぶ時でも会社でも大学でも何でもいいですけど、普段関わる人の特殊能力を考えてみればよくて。
そうするとあの人はあれがすごいよなあ、この人のこの部分はまじで俺にはない、とかすぐでてきます。でもじゃあそれをその人自身はどう考えてるかというと「いやいやいや、そんなわけないもっとすごい一山ほどおるから、俺ぐらい別にみんなそうやん」って思ってるわけです。
例えば僕の周りだとすごいコミュニケーション力が高くて、どこか出かけたりすると4,50代ぐらいの人に喋り出して3ラリー目ぐらいでもう好かれてるやん、みたいなことがあったり、初めて買いに行った服屋でその日でもう仲良くなってたりとかするわけですが、それも本人は人に言われるまで気づいてないわけです。
他の人だと自分を律する能力がめっちゃ高い人がいて、むかしチョコットランドっていうオンラインゲームをよく3,4人でやってたんですが、そこで経験値が二倍になるアイテムをもらえる時があって、さらにその月は何日か別で経験値2倍の日があったんですよね。
つまりその日にそのアイテムを使えば4倍になって時間当たりの獲得経験値が最大になるわけです。つまり一番楽できるわけです。でもそれが一週間後にしかないってなると、僕は今日そのゲームを楽しむことに価値があると思って、もうアイテム使ってしまうわけです。
でもその人はちゃんと一週間待って4倍の経験値であっさり僕のレベルを追い抜いていきます。僕はそのゲームをがっつりやってからやっと夜からテスト勉強を始めますが、その友達は僕がログアウトするぐらいのときに入ってきて、もうテスト勉強終ったからって言ってるわけです。
これは有名な心理学の実験の、子供にマシュマロあげて一時間我慢出来たらもう一個もらえるやつの、耐えられるタイプですよね。で、話を戻すと、そういう人のちょっとしたすごいところ特殊能力に気づけるようにしていると、逆に自分の方も、自分自身は大したことないと思ってるけど、意外とこれでもまあまあすごいんちゃうん、って思えたりするわけです。
それも別に一つそういうものが分かったからどうということでもなくて、そういうのを普段からずっと意識してるから、ある程度溜まってきたときにうっすらと「あれ、俺のこういう部分はすごい価値があるんじゃないか」って思ってくるわけです。
ここでの価値というのは別に自分がすごいということではなくて、誰かを喜ばせることのできる能力ということですね。この自分の特殊能力をこういう風に使えば人が喜ぶことを提供できる、というようなもので、例えば本読めるとかでもいいわけです。
そこで知ったことを面白く編集して人に伝えれば楽しんでもらえます。もっと言えばじゃあなんでその本を読もうと思って、その本のその部分に面白さを感じて、なんでそれを今目の前のこの人に伝えようと思ったか、それもあなたの価値観です。だからそれも整理しておけば、その空間を盛り上げることに貢献する弾となるかもしれないわけです。
というわけで、ぜひ人の特殊能力に気づこうという心がけを意識してみてくださいね。
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