やりたいことが分からない

やりたいことが見つからないときは、「過去に一瞬でもやりたかったこと」を全部やってみるのがおすすめという話

こんにちは、ペルーから帰ってきて体重を計ったら9キロ落ちていた高本です。

今日はやりたいことがない系の話。

昨今いろんなところで

・やりたいことをやれ
・好きなことをやれ

と言われておりますが、その一方「いや、それがわからん」というタイミングは誰しもある思います。

そんな時に非常に効果的だったのが、

「今までに一瞬でもやりたいと思ったことは一旦すべてやる」

というもの。

僕の感覚では、やりたいことが見つからないのは2パターンに分ける事ができまして。

やりたいことが見つからない2つのパターン

基本的には、このどっちかになると思います。

・やりたいことが湧き上がってこない、にじみ出てこないパターン

・やりたいことがうっすら浮かんでるのに気づいてないふりをする、認められないパターン

・にじみ出てこないパターン

こっちは「あれやりたい」「これ面白そう」って感情が立ち上がってこない感じ。

毎日同じリズムで同じルーティンで生活してると、自然とそうなってきてしまいますよね。

その流れにないものに気づけないとか。単純に疲れて他のこと考える余裕ないとか。休みの日も「とにかく家でじっとしときたい!」って思えてきたりとか。

これに関しては感覚とか感性を磨く、世界を認識するフィルターを鍛える、みたいなアプローチになってくると思います。

鈍りまくった五感を使っていく、遊び心を持つ、好奇心を高めるという感じ。

例えば以下の記事では、「世界を見る目を鍛えるために勉強しよう」みたいな話をしてたりします。

勉強と精神世界とグランデ人間

ただ今回のテーマはこっちじゃないので次に行きまして。

・認められないパターン

もう一つはこのパターン。なんとなくじんわりとぼんやりと頭には何個か浮かんでいる。「あの映画おもろそう」とか「ドラムやってみたいな」とか。

でもそれを認められないし否定してしまう。なかったことにするみたいなニュアンス。

「俺別にそんなキャラじゃないしな」
「俺がこれやるのはおかしいか」
「これやってるの友達に知られたらはずいな」

とか。

これの根本的な原因はエフィカシー(主人公感)が低いことですよね。「自分はそれをやる能力がある」という自分が自分にする評価。

まあ簡単に言うと

「それ、人生の主人公として生きていく意識低ない?w」

で終わる話なんですけどw

このブログで言うと、この辺がそんな話してる記事です。

バトルスタディーズとかいう主人公のエフィカシーが高すぎる漫画
エフィカシーが高い人は服を「着れるか」じゃなくて「着たいか」で考える

あとめっちゃわかりやすいのは、この言葉の元ネタである苫米地英人が解説してる動画。

でもこれは今日明日でめっちゃ急に高くなるとか、そんなことでもないので今回扱うのは、じゃあその主人公感がそこそこ低いなりに一旦どうするか、という話。

で、それが「過去にやりたかったことを片っ端からやっていく」というもの。

やりたいことに対するハードルをないものとする

上で見たように、やりたいことが見つからないのは、実はもううっすらあるのにそれを認められないパターンがあるわけです。

「これが俺のやりたいこと」って思えるハードルが高いというか。ジャッジが重すぎるというか。

だから機械的にリストアップして、それをまとめて全部一気にやってしまおうということです。

「今これやりたいかなあ」「ほんまにやりたいことかなあ」って考えるから、「そこまでではないな」「没頭できる感じではないな」とか出てきてしまうわけです。

「今までに一瞬でもやりたいと思ったこと、興味を持ったこと」に限定してしまえば、さすが否定できなくなります。

どうせあなたも僕ぐらいに理屈っぽいというか、ひねくれてると思いますのでw、これぐらいガチガチで逃げれないルールで縛って判定していくほうがいいのです。

そうやって10個ぐらい引っ張り出してみてください。

「ドラマで見た株のトレーダーかっこよかったな」
「フェスの動画見て楽器やりたくなったことあったなあ」
「ケーブルテレビでビリヤードの試合やっててめっちゃおもろそうやった」

とか何かしらありますよねさすがにw

そういうのを適当にいっぱい出してくるわけです。

全部同時に始めると軽い気持ちでできる

で、リストアップ出来たら5,6個ぐらいを同時に始めるんですよね。いけそうなら10でもいいと思いますけど、6個ぐらいがちょうどよかった気がします。

これがいいのは、一つ一つを重く捉えなくなるということでありまして。

「没頭しろ」「ハマるまでやれ」みたいな論調があるせいで、やり始めるときにめっちゃエネルギーいるんですよね。

「これですぐ飽きたらどうしよう」
「熱中できなかったらどうしよう」

のように。

それでいまいちだったら、その時はその時で

「また次のやつを探さないと」
「俺全然集中力ないやん」

とかなってきてしまう。

「自分は頑張れない人間だ」みたいになって、これがまさに主人公感が低い状態なわけですけど。

だから全部同時に始めるんですよね。そしたら続かないのが前提なので。そんだけいっぱいやって全部ずっと続くわけないですよねw

だからいいんですよね。

まとめてやると、段々ほんまに今おもろいやつ以外は消えていきます。でも最終的に一個でも残れば、めちゃめちゃラッキーですよね。

だって本当に面白くて、ほかの4個はどうでもいいからそれをやりたいというものが残るわけなので。

ちなみに僕は大学1年の終わりから2年の初めにかけて「プログラミング、ギター、、物理、筋トレ、英語」を始めてみて、今はギターしか生き残っておりません。

でも5年目に突入して、一生のんびりやっていけるものにええ感じに育ってきてるので、それで十分ですよねw

まとめ

今回は「やりたいことが見つからないときは、昔ちょっとでもやりたかったことをやってみるのがおすすめ」というテーマでしたが、いかがだったでしょうか。

最近は「やりたいことをやる」ということが推されすぎていて、そのハードルが非常に高くなってしまっている気がします。

そのせいで僕たちのようなタイプは”本当にやりたいこと”を一発で狙いに行ってしまったり、「やりたいこととは何か」という哲学を突き詰めようとしてしまったり。

それはそれはもう、とっ散らかってますw

そこで、「もうちょい気楽に考えてみては?」みたいな主張もあったりするんですけど、それに関しては「それはどうやってやるん」となってしまうわけで。

そんな中で、いわば自動的にお気楽に取り組める方法として、今回の話をしてきました。僕の体感としても結構手ごたえあったので、ぜひやってみてください。

それではここまでお読みいただきありがとうございました。

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