精神面を整える

吉田松陰の思想に学ぶ、視点の高さと主人公感の大切さ

もしあなたが面接で、

「尊敬する歴史上の人物は誰ですか?」

って聞かれたらなんて答えますか?

僕は吉田松陰一択ですw

まあほんとは上杉鷹山とかもありですけど。

マジでスケールでかすぎてやばいです。

時間的にも空間的にも規模感がぶっ飛んでる。

だって、1000年先の日本のために今何をすべきかって考えて行動してたみたいです。

うそやんwて感じですよね。

しかも日本が鎖国してた時に、イギリスかどっかの船見て、

「え、外国すごいことなってるやん。これ今攻めてこられたら終わりですやん。」

って思って、絶対欧米の進んだ学問的なのを学ばなあかんってなったみたいで。

それで、当時貴重な本を読むためにいろんな藩に行くんですけど、途中で見聞を広めるために友達と東北に行くと。

でも吉田松陰の藩は関所通るために必要な書類を発行してくれず。

でも「約束したから行かな」って言って。言ったかは知らないですけどw、

藩のルールを破って重罪になってでも直行してしまうみたいな。

いくら約束したからって、勉強したいからってそんなことできるかなあ。

でもなんでそんなことができてたかって考えてみると、これは明らかに、

抽象度が高かったからだと思うんです。

抽象度

抽象度っていうのは、そのままどれぐらい抽象的かっていうことです。

見てる視点の高さというか、どれぐらい上から俯瞰できてるかみたいなことですね。

例えば、”来月遊ぶためにバイトします”なのか、”来年留学するためにバイトします”なのかみたいな。

わかりにくいですねw

こっちのほうがわかりやすいかな。使い古されたやつですけど。

旅人が石を運んでいる人をみかけ、「何をしているのか?」と尋ねました。
すると、「俺は、石を運んでいるんだ」と疲れた様子で答えました。

しばらくすると、また石を運んでいる人がいます。旅人は同じく尋ねました。
「あそこに大きなピラミッドを建てるために、石を運んでいるんだ」とたんたんと答えました。

さらに見ると、また石を運んでいる人が。
「お前にはわからないだろうな。俺は、エジプトの歴史を創っているんだ」と誇らしげに答えました

要は、今の目の前の行動がどれだけ抽象度の高いゴールに向かう過程になっているか。

それ次第で行動に対するエネルギーが全然違う。そんな話ですね。

吉田松陰は、

「1000年後の日本のために今何をすべきか」

っていう考えで動いていました。

てことはそれはもうとんでもないエネルギーだったに違いないと。

何するにしても、どうすれば1000年後の日本のためになるかっていう視点で取り組むわけですからね。

そら明日明後日どう生きようか考えてる人とは行動変わってくるわなっていう。

情報発信の場合

で、情報発信するうえでもここの抽象度の感覚がすごい大事で、

どれだけ抽象度の高いところにゴール的な物を見立てることができるかで、ブログとか発信とかに乗っかるエネルギーが変わってくる。

「お金稼げるから情報発信をしよう!」
「自分起点で人生に循環を起こしていくために情報発信をしよう!」

この2つでは全然違いますからねw

で、また吉田松陰の話に戻ると、

そうはいっても、1000年先のために文字通り命を懸けられるか?みたいな話があって。

吉田松陰は、進んだ文化がある現地にもう行ってしまって、そこで直接学ぶしかないって思ってたわけですけど、そんなときに黒船が来て、

「これ大チャンスやん」

てなるんですよねw

で、黒船に乗り込んだと。

なんかちっちゃいボートで近づいて行って、こそっと忍び込んだんですけどすぐばれて、でもめっちゃお願いして、「連れて行ってくれ~」って頼み込んで、でも無理で追い返されて、牢屋に入れられることになる。

で、ここで思うのが、

どんな覚悟やねん、というかどんな使命感やねんw

っていう。

”俺もそんな覚悟で、感覚で、ゴリゴリにエネルギー乗った生き方したいわ”みたいなことを本読んでて思ったりしたわけですけど、それはいまはどうでもいいですけどw

で、1000年先のために本気になれるか?っていうことに戻るんですけど、

ここで大事になるのがエフィカシーの高さと思っていて。

エフィカシー

エフィカシーっていうのは、自己能力に対する自己評価のことで、めっちゃ簡単に言うと主人公感というかプレイヤー感みたいな感じ。

それでいくと、吉田松陰は多分エフィカシーめっちゃ高くて、だからこそ

「俺がやらなどうすんねん、俺以外に誰がやるねん、マジで日本終ってまうぞ」

ってなってたんやと思うんですよね。

で、これは僕たちも、何をやるにしてもめちゃくちゃ大事な感覚だと最近毎秒思ってて、

結局何か思い切った行動するときは、頭でっかちで論理的なくそ雑魚の自分との戦いに勝てるかがほぼすべてだと。

「うわーあれめっちゃおもろそうやん、やりたいわー」

って思ったときに、

「でも俺はそんなんできんわ」
「失敗したら恥ずいな」
「お金ないし、最近忙しいし」

っていう自分に勝てるかみたいな。

「俺ができひんわけないやん」
「自分の人生は自分で責任持たないと」
「主人公が普通こんなところでひよるか?」

っていう自分でいられるかみたいな。

で、情報発信やるにしても、この現状は自分の力で変えていくしかないって本気で思えないと、やっぱり途中でしんどくなってくる。

だからエフィカシーを高く保てるように日々鍛えていこうって言いたいわけで、こんなもんに終わりなんかないから、みんなでエフィカシー高め続けていこやって言いたいわけでw

まあそんな感じで、収拾がつかなくなってきたので雑にまとめると、

吉田松陰の本読んだらモチベ爆上げするかもよっていう話でした。

ちなみに吉田松陰の本としておすすめなのは、この2つですね。

 
1つ目はページ数も多くなくて、文章も割と簡単なので最初に読んでみるには非常におすすめ。
 
2つ目は結構ボリュームあるんですけど、しっかり読みたい人におすすめですね。
 
本を通してですけどやっぱり昔の人に触れる体験てのはいいですよ。
 

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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