なるべく豊かな日々を過ごしたいっていうのはみんな同じく思うことですよね。
で、じゃあどう過ごせば豊かな一日だったと思えるか。
かなり前から気になっていたんですが、1つありそうなのは、
知らない人と話す機会があったか。
これは豊かさには大きく関わってくるはずです。
昨日まで知らない、しゃべったこともない人とのコミュニケーションは、シンプルに新鮮ですよね。
同じ日々の繰り返しになってるときほど退屈に感じます。
なので新鮮なことっていうのは、それだけで豊かさポイントアップに思えます。
登山中に知らないおじいちゃんに声をかけられた
ちょっと前に友達と二人で登山に行ってきました。
で、頂上でこんな感じで写真撮ってたら、

「どこから来たの?」
って後ろから急に誰かに話しかけられて。
ぱっと振り向いたら、タオルを頭に巻いた小柄で優しそうなおじいちゃん。
しばらく話してみると、どうやら日本中の山を登り歩いてるらしい。
山だけじゃなくいろんなところを歩き倒しているらしい。
今回はたまたま地元の山に来ていたと。
で、観光に来た学生たちや外国人を家に泊めてあげたりもしてるらしいんですね。
僕たちも
「今日家くるか?」
って言ってもらったんですけど、レンタカーの都合で叶わず。
最後に「写真撮りましょう!」ってことで一枚だけ写真を撮りました。
で、その後は特に何もなく下山して帰ってきました
余韻の残る充実感
それだけ。ただそれだけなんですが、
この日なんか心がすごく満たされた感じがして、「あーめっちゃいい一日やわー」ってじんわりにじみ出てきたんですよねw
そしてそれ以来、「人生でもっとこんな日を増やしていかねば!w」ってより一層思うことになるわけです。
日常的に知らない人と話す機会を増やす
どうやってそんな体験を作っていくのか。
もちろん毎日山登るわけにはいかないし、毎回そういう出会いがあるわけでもないですよね。
じゃあどうするかってなったときに、これはやっぱりなるべく”知らない人と話す機会を増やす”って言うことになると思うんですね。
店員さんに声かけるとか、公園のベンチに座ってるおっちゃんに話しかけるとか、知らない人が集まる場に行くとか。
そういう瞬間の新鮮さは心地いいわけです。
何が豊かに過ごせる要因か、そもそも豊かとは何か。
細かい定義は人によりますが、まずは知らない人と話す機会を増やす。
これを着実にやっていくのが大事なのではないか、という話でした。
追記
そういえばこんな話TEDにもあったなと思いまして調べてみたところ、無事発見いたしました。
これですね。タイトルは「知らない人と話すべき理由」
土砂降りの日、道路ギリギリで信号待ちをしていた時に、老紳士に
「そんなところに立ってると危ないよ」
と言われ、”自分の人間としての存在が認められた”と感じたエピソードをはじめ、知らない人と話すことには、予期せぬ喜びや感情的なつながりがあるという内容。
後半では、自分と相手以外の第三のものを話題にする三角法とか、相手の靴に着目するという実践的な声のかけ方まで出てきます。
そういえば昔この動画を見て「確かに大事やなー」と思ってたような気もします。
ただ、今回の山での経験で知らない人と話すことが大事だと、身体感覚を伴った実体としての理解に変わったわけですね。
自分の身をもって肌感覚で分かった感じ。この”身体感覚と理解”っていうのはこれまた最近気になってるやつ。
ただ情報として知っていることと、理解するということは違うってよく言われますよね。
で、そこには身体が大きくかかわっているだろうと。つまり五感を通しての入力があるか。
これがかなり大事だと思ってるんですが、また別の機会に取り上げてみますw
ここまでお読みいただきありがとうございました。