やりたいことが分からない

「人生で何をすればいいかわからない」そんなときに考えてみたいことと根本からの解決策

「このままじゃマジでやばい。」
「何か行動していかないと。」
「でも何からやればいいかわからん。」

と思って自己啓発本を読んだりネットで調べてみたりすると、

「やりたいことをやろう!」
「好きなことをやろう!」

ってだいたい書いてる。

ほんで

「それが分からんから困ってんのじゃい!」

ってなる。

あるあるですよねw

これまでは学校で先生にやれって言われたことをやるだけだった。

でも今初めて人生に違和感を持って、現状をやばいと思いだした。

だから何か行動したいけど、どう動いていいかわからない。

「自由に、好きにやりたいことやっていいねんで」

って言われても身動きが取れない。

こういう時期ありますよね。

僕も当然ながらこの辺の事には一通り悩まされてきました。

今回はそんな状況でいかに振舞っていくべきかという話です。

正解を求めに行ってない?

まず最初考えたいのが、

正解を求めに行ってない?

っていうやつですね。

自分が気づいてないだけで、何か本当にやりたいことがどこかにある。それさえ見つけ出せば、それさえ打ち込んでいれば人生安泰。満足のいく日々を過ごしていける。

そんな風に思ってはいませんか?

えー、もちろん私は思っておりましたw

これが大きなトラップでしたねぇ。

これに限ったことではないですけど、正解とか完璧を求めに行く思想は足を引っ張ることしかないです。

一点を狙うわけだから確率低すぎるし。

まずここの根本を考えておくのが大事で。

じゃないとちょっと何か浮かんでも、

「これでこの先数年の生活変わりそうにないなあ」
「これに人生かけるのはちょっと違うなあ」
「これをずっとやっていくのはなんかなあ」

って。いやまずやれよって話なんですねw

なので一発回答ではなくて「これ以上はやらなくていいや」ってなるものを、着実に増やしていくのが非常におすすめです。

まずやってみる。そんなに楽しくなかったことが判明すればそれでOKという感覚。

やりたいこと問題の背後にあるもの

今のは、やりたいことが分からないときに陥りがちな考え方ですね。

ただこういう状況の時って、実はやりたいことが分からないのは割とどうでもいんですよね。

そんなことよりも、何が一番引っかかってるかっていうと、

日々が絶妙におもんない

ってことなんですよねw

これが一大事。

もっとちゃんと言うと、

今の生活にかなり不満があるとか耐えがたいほどつらいとかでは全くない。でもかといって別にめっちゃおもろい訳ではないし、なんやったらちょっと退屈より。

で、このままいけばこのサイクルが何十年と続いていきそう。それだけは絶対に嫌。それは確実に後悔する。

だからここらで進路変更を図っていきたい。でも何からやればいいかわからん。どの方向に行けばいいかわからん。

ネットやら本やら見てみると、やりたいことやれって言ってる。いや、それがわからんのやけど。やりたいことって何ですか??

まあこんな感じなんですね。

つまりここ数週間が絶妙におもんないと。そういうわけですw

そうするとまずやるべきは、やりたいことを見つけに行くのじゃなくて。

日常の中で新鮮な循環を起こしていくということ。

ここでの循環は、感覚器官に対してのインプットとアウトプットのサイクルという意味です。

簡単に言うと、いつもと違う経験や体験という入力によって、いつもと違う感覚や感情という出力を引き起こすということですね。

日常に新鮮な循環を持ち込む

平日は毎日やるべきことをこなすだけで終わり、休日はyoutube見てダラダラして終わる。

そんな繰り返しで、

「やばいやばい、人生1ミリも進んでへん」
「このままいったらほんまにあかん」

みたいなw

ここを変えていきたい。

同じことやってるから同じことしか返ってこなくて、だから停滞感が来て焦る。

だから入力を変える。

毎日ちょっとずつ違うことを組み込んでいく。新しいことを取り入れてみる。

この辺の話は、

一流になりたければ2駅前で降りなさい 最高の成果を生む「寄り道」メソッド

っていう本が割とええです。

今見返すと、”一流になりたければ”っていうフレーズちょっときもいですねw

一流とか二流とかはどうでもいいですけど、日々のルーティーンに違うことを取り入れていくニュアンスはだいぶ参考になります。

地道にこれをやっていくと、毎日ちょっとずついつもと違う体感を得られます。

その繰り返しで、

「これはもうちょっとやってみよう」
「これはもうやらなくていいや」
「この周辺もうちょい調べてみよう」

って感じで次のアクションが自然に決まってくることが多いです。

具体的なアクション①

じゃあ具体的にはどうしたらいいねんって話で。

「ちょっとでも興味湧いたことを無理やり予定に組み込む」

これが一番手っ取り早いです。

とりあえず今日、昨日と違うアクションを何か1つやりたいので、

・過去に一瞬でもやりたかったこと
・今ちょっと興味ある事、おもしろそうなこと
・今までやったことがないこと

を50個ぐらい雑に書き出してみてください。

「これはべつにそんなに興味ない」
「こういうのは自分には向いてない」
「これ系はそんなに楽しめなさそう」

とかそういうの一切無視で、自分のジャッジを挟まず50個ぐらい適当に書き出してみてください。

で、その中で今日できることをまずやる。無理やったら準備だけでもやる。

今できることをやるのが大事な3つの理由

チケット取るとか予約とかはもう今この瞬間にやってしまう。予定に組み込む。

ちょっと話それますけど、こういう感じでいつもと違うことをしたときにノートに一行メモとかしていくと結構おもろいです。

・○○美術館行った
・水墨画やってみた
・ハーモニカ買った

とか。

これやると1~2か月後見返したときに、いろいろ動いてきたなあって何とも言えない充実感に浸れますw

2か月とかやってると確実に変化は出てきてます。新しい人間関係とか新しい習慣とか。

保守的だったのが柔軟性にあふれる人間になりかけてたりとか。

具体的なアクション②

あとは毎月10000円とか予算を決めて、やったことないことに使い切るっていうのもおすすめです。

今月は服買うとか、ライブ行くとか。手出したことないジャンルの本5,6冊買うとか。

あと急に画材買いに行って絵を描き始めてみるとか。

完全に迷走してますけどw、そんな感じで手あたり次第やってみるのが割と効果的だったりします。

ちなみにこれがその辺の時に描いてみた絵です。ちょっと雰囲気あると思いませんか?w

まあこの動画のまんまやっただけなんですけども。

根本的な解決策

はい、ここまでは手っ取り早さ重視で見てきました。

しかしですねえ、そんな小手先ではなく根こそぎ解決したいということもありますよね。

その場合は「人生の軸」というものを見立ててみるのが一番よかったりします。

僕もなんですけど、最初は上で見てきたようなことをやってました。

何か次の一手が見えてこないかなあという期待で。

ただ、それをやってても1つ1つがバラバラで、結局これをやって俺の人生に何かプラスの影響はあるのかと。

そう思えてくるんですね。そもそもやりたいことがないのって、

「どんな人生にしたいか、どんな方向を進んでいきたいか」

がはっきりしてないからなわけで。

ある種のゴールみたいなものがないから、そこに向けて時間を費やしたいことが出てこないっていう状況なんですよね。

つまり自分の中で軸がはっきりすればいいと。

なのでガチで根本から解決しに行こうと思うと、人生の軸とか自分の軸とか言い方は何でもいいですけど、そういうものと一回めちゃめちゃ真剣に向き合う。

これが結局一番直接的だったりします。

時間はある程度かかりますけど、こちらの記事でやり方を説明してます。

人生の軸(自分軸)を見つけて人生の方向性を定める最強の方法

簡単なお試し

しっかり取り組む場合は上の記事に飛んでもらうとして、ここではちょっとしたお試しをやってみます。

それが、自分が好きな大人を徹底的に考えてみるっていうやつですね。

好きな大人というのは、

・この人の生き方いいなぁ
・こんな大人になりたいなぁ
・この人の立ち振る舞いかっこいいなぁ
・こういう人めっちゃ好きやわ

みたいな感じです。

芸能人でもいいし、今周りにいる人でもいい。昔教えてもらった学校の先生でも塾の講師でもいいし。

で、徹底的にっていうのがポイントで、これをもう30人ぐらいブワーっって一気に出す。

ブレインダンプですね。もう限界これ以上でないっていうところからさらに絞り出す。

そうすると、自分の顕在意識にある以上のものを出してこれる。

だからもう全部出し尽くしたと思ってからが勝負で。そっからさらにもう5人10人絞り出すイメージ。

それが終わったらその人たちに共通する要素を考えて、1つとか2つの概念で統合していく。

それが自分にとって重要な価値観というわけです。

僕の好きな大人

例えば僕だったら所ジョージとかが好きなわけです。あの毎日楽しそうな感じ。

あとは授業中みんなが眠そうにしてたら「5分だけ仮眠とろかー」って言ってくれたりした数Ⅰのあの先生とか。

授業脱線しておもろい話してくれた塾のあの先生とか。

もっといっぱいいるんですけど、僕の中でこの人たちに共通するのは「遊び心」と「柔軟性」なんですよね。

・いい意味でルールを破れる
・そういう意味での型にはまってない
・常識とかしきたりに囚われてない

この辺ですかね。

「ルールとか別に守らんでよくね?」
「真面目とかださくね?」

みたいなレベルの低い話ではなくてその都度、

「そのルールとか決まりって何のためにあるの?」

「今この状況で本当に守る必要があるの?」

ってちゃんと考えてる。思考停止してない。だから柔軟に動ける。

こういう大人がいいなぁって思うわけですw

こんな感じで考えてみると、

・じゃあそんな大人になるためには?

・そんな風に生きていくためには?

っていうところで、何かやってみたいこととか、方向性が決まってきそうですよね。

今回は「好きな大人」っていう1つの質問だけ考えました。

人生の軸を見立てに行く場合は、この感じでもういくつかの問いを考えます。

で、そのすべてに共通するものを探っていきます。

一回ここが明確になると、いちいちやりたいこととか好きなことで悩むことはなくなります。

「この方向に進んでさえいれば大丈夫」っていう自分の中での基準ができるので。

まとめ

まとめると

・やりたいことを一発で求めに行くと余計わからない。

・退屈なのが問題だから日常に変化をつけていく。

・根本から解決するなら自分の軸と向きあうのが一番。

今回の内容は以上となります。

ちなみに、「なぜ正解を求めるのがよくないか」のより抽象的な話は、以下の記事で話してます。

人生の正解を求めてドツボにはまり身動き取れない人が知っておきたい自然の摂理

ご興味あらばぜひ。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

宇宙一遊び心に溢れたいコミュニティ、始まりました。

昨日と同じ今日を繰り返すだけの日々を軽々脱出し、想定外連発で予定不調和の死ぬほどおもろい人生に突入するためのアプローチのあれこれを、真面目で不真面目に追求する宇宙一遊び心に溢れたいコミュニティです。



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